リフォーム業界とは
建物に新たな価値を吹き込むビジネス
リフォーム業界は一言でいうと、「既存の建物に新たな価値を吹き込む」ビジネスです。
「築20年が経ち、水回りが古くなってきた」
「子どもが独立して部屋が余っている」
「親の介護が必要になり、バリアフリー化したい」
「在宅勤務が増え、仕事専用のスペースが欲しい」
こうした生活上の課題に対して、リフォーム業界は解決策を提供しています。
リフォーム業界が提供する価値
リフォームの最も基本的な価値は、生活の機能性と快適性を高めることにあります。では、それによってどのようなメリットがあるのでしょうか?4つに分けて考えてみましょう。
- 建物の長寿命化:
日本の住宅の平均寿命は約30年と言われています。しかし適切なメンテナンスやリフォームによって、その寿命を大幅に延ばすことができるのです。 - 生活スタイルの変化への対応:
家族構成の変化や働き方の多様化に伴い、住まいのあり方も変わってきます。時代とともに変わるニーズに対応するのがリフォームの役割です。 - 資源の有効活用:
新築よりもリフォームの方が、環境負荷が少なく資源の有効活用につながります。これはSDGsの観点からも重要な役割です。 - 資産価値の維持・向上:
適切なリフォームは不動産の資産価値を維持・向上させる効果があります。
日本のリフォーム市場
日本のリフォーム市場は約7兆円とも言われる大きな市場です。しかし、アメリカなどに比べるとGDPに占める割合はまだ低く、成長の余地が大きいとされています。
日本の住宅リフォーム率(住宅投資に占めるリフォームの割合)は約30%程度で、アメリカやイギリスの60~70%に比べるとまだ低い水準です。しかし、少子高齢化や人口減少により新築住宅の着工数が減少する中、既存住宅のリフォーム需要は今後ますます高まると予測されています。
リフォーム業界のビジネスモデル
リフォーム業界の基本的な収益構造は、簡単に言えば「工事価格(お客様からいただく金額)」から「原価(材料費・外注費・人件費など)」を引いた差額が「利益」になります。
しかし、その中身はかなり複雑で、いくつかの収益パターンがあります。
1. 元請けモデル
最も一般的なのが「元請けモデル」です。リフォーム会社が顧客と直接契約し、実際の工事は下請け業者に発注するスタイルです。大手リフォーム会社や住宅メーカーのリフォーム部門は、この元請けモデルが中心です。
例えば、お客様から1,000万円でキッチンとお風呂のリフォームを請け負うとします。そのうち700万円を下請け業者への工事費、100万円を自社の人件費などに充て、残りの200万円が粗利益となります。
2. 自社施工モデル
次に、地域の工務店などに多い「自社施工モデル」です。自社に職人を抱え、外部への発注を最小限にして自社で工事を行います。
例えば、同じ1,000万円の工事でも、材料費400万円、自社職人の人件費300万円、その他経費100万円で、粗利益は200万円となります。
外注費を抑えられるため利益率や品質をコントロールしやすい一方で、職人の人件費が固定費として発生するため、仕事量が減ると収益性が悪化するリスクがあります。
3. FC(フランチャイズ)モデル
近年増えているのが「FCモデル」です。全国チェーンのブランド力と集客力を活かし、加盟店が地域で工事を行う形態です。
このモデルは、個人事業主や小規模事業者が大手と同等のブランド力を持てるメリットがある一方、本部への支払いがあるため利益率は自社単独時より下がる可能性があります。
リフォーム業界の業界分類
リフォーム業界は非常に多様なプレイヤーで構成されています。リフォーム業界を3つの軸で分類して見ていきましょう。
【軸1】事業領域・企業タイプによる分類
1. 専業リフォーム会社
- リフォーム専業大手: 全国展開する大規模リフォーム企業
- 地域密着型リフォーム会社: 特定地域に特化した中小リフォーム会社
- リノベーション専門会社: 中古住宅のフルリノベーションに特化
2. 住宅関連企業のリフォーム部門
- ハウスメーカー系: 新築住宅メーカーのリフォーム部門・子会社
- 工務店系: 地域の建築工務店が手がけるリフォーム事業
- 不動産会社系: 不動産会社が展開するリフォーム事業
3. 流通・小売業のリフォーム部門
- ホームセンター系: DCMやコーナンなどのリフォーム事業部
- 家電量販店系: ヤマダホームズなど家電量販店のリフォーム部門
- インテリアショップ系: 家具・インテリアショップのリフォーム部門
4. 設備メーカー系
- キッチンメーカー系: クリナップ、TOTOなどの直営リフォーム部門
- 住宅設備メーカー系: パナソニック、LIXILなどのリフォーム部門
- 建材メーカー系: 建材メーカーが展開するリフォーム事業
5. 専門工事業者
- 水回り専門: キッチン・浴室・トイレなど水回り特化型
- 外装専門: 外壁塗装・屋根工事に特化した業者
- 設備専門: 電気・給排水・空調などの設備工事専門業者
【軸2】ターゲット顧客層による分類
1. 一般住宅向け
- ハイエンド層向け: 高級住宅・富裕層向け
- ミドル層向け: 一般的な戸建て・分譲マンション向け
- エコノミー層向け: 低価格帯・賃貸住宅向け
2. 法人・事業者向け
- 不動産投資家向け: 賃貸オーナー・投資家向け
- 店舗・オフィス向け: 商業施設・オフィス専門
- 公共施設向け: 公共施設・福祉施設などを対象
3. 特定ニーズ向け
- シニア・福祉向け: 高齢者住宅・バリアフリー専門
- デザイン特化型: デザイン性重視の顧客向け
- エコ・省エネ向け: 環境配慮型リフォーム専門
【軸3】サービス範囲による分類
1. 総合リフォーム型
- ワンストップ型: 設計・施工・アフターまで一貫対応
- フルリノベーション型: 住宅全体の大規模リノベーション
- 住まいのトータルサポート型: 住生活全般を包括的にサポート
2. 部分リフォーム特化型
- 水回り専門型: キッチン・浴室・トイレのみに特化
- 内装特化型: 壁・床・建具などの内装のみ
- 外装特化型: 外壁・屋根・サッシなどの外装のみ
3. ソリューション特化型
- 省エネ特化型: 断熱・省エネリフォームに特化
- メンテナンス特化型: 定期的な点検・メンテナンスに特化
- 特殊課題解決型: 防音・耐震など特定課題に特化

業界の特徴として、中小企業が多く、地域密着型のビジネスが中心になります。
リフォーム業界の主要企業14社
リフォーム業界は非常に裾野が広く、全国に数万社が存在すると言われています。ここでは、業界を代表する主要企業とその特徴について解説します。
大和ハウスリフォーム
- 大和ハウスグループのリフォーム専門会社
- 既存住宅のリフォームだけでなく、非住宅(商業施設・オフィス)のリフォームも展開
積水ハウスリフォーム
- 積水ハウスグループのリフォーム専門会社
- 主に積水ハウスの既存顧客向けのリフォームに強み
カチタス
- 地方を中心に中古戸建て住宅の再生事業を全国展開
- 主に築20〜40年の戸建て物件を仕入れ、リフォーム後に1500万円前後で販売

住友不動産
- 「新築そっくりさん」というブランド名で知られる大規模リフォーム
- 強力なブランド力と広告展開、リフォームと査定がセットになったプラン

積水化学工業
- 積水化学工業の住宅ブランド「セキスイハイム」の顧客を中心にサービス提供
- 近年マンションを含む他社物件にも展開

ヤマダホームズ
- 家電大手のヤマダホールディングスの住宅領域企業
- 全国に展開する家電店舗網、スケールメリットを活かした価格競争力

ミサワリフォーム
- 1967年創業の総合住宅メーカー「ミサワホーム」のリフォーム部門
- 自社建築の住宅オーナー向けメンテナンスから一般向けリフォームまで対応
住友林業ホームテック
- 住友林業グループの独立したリフォーム専門会社
- 木材に関する専門知識を活かした木造住宅のリフォームに強み
旭化成リフォーム
- 旭化成ホームズ建築の「ヘーベルハウス」オーナー向けリフォームに強み
- 60年の長期保証・長期メンテナンスプログラムの一環としてのリフォーム提案

パナソニックリフォーム株式会社
- パナソニック製品を中心とした設備機器更新から大規模リフォームまで対応
- 全国ネットワークによる安心感と、メーカー系ならではの豊富な設備機器の提案力
スター・マイカ・ホールディングス
- リノベーションマンション事業を主力とする「中古マンション×リノベーション」の先駆け的企業。
- 自社で中古マンションを購入し、リノベーション後に販売するビジネスモデル
インテリックス
- 中古マンションのリノベーション再販事業を主力とする不動産企業
- 自社で中古物件を仕入れ、リノベーション後に販売する「リノヴェックスマンション」ブランド

リノベる株式会社
- フルリノベーション専門の企業で、特に都市部のマンションリノベーションに強み
- デザイン性の高いリノベーションとウェブマーケティングで若年層の顧客獲得に成功

LIXILリフォームショップ
- 住宅設備大手LIXILのフランチャイズ型リフォームショップ
- 全国に約1,000店舗を展開する最大級のリフォームネットワークを持つ
リフォーム業界の将来性と最新トレンド
リフォーム業界の将来性を感じさせる最新トレンドについて具体的に見ていきましょう。
住宅ストック活用の本格化
日本では長らく「スクラップ&ビルド」という考え方が主流でした。古い家は壊して新しく建て直す。しかし、この考え方が大きく変わりつつあります。
少子高齢化と人口減少時代において、これからは新築よりも既存住宅の活用が中心になります。日本の住宅ストックは約6,000万戸あるのに対し、世帯数は約5,400万世帯。つまり、単純計算では住宅は足りているのです。
政府も「2030年までにリフォームの市場規模を14兆円に拡大する」という目標を掲げています。
デジタル技術の活用
リフォーム業界は従来、デジタル化が遅れた業界でした。しかし、コロナ禍を契機にデジタル技術の導入が一気に加速しています。
バーチャルショールーム:実際に店舗に行かなくても、VRやARを使って自宅からリフォームのイメージを体験できるサービスが普及しています。
AI見積もりシステム:AIが間取りや写真から自動的に概算見積もりを作成するシステムが登場し、顧客の初期検討のハードルを下げています。
BIM/CIMの活用:建物の3Dデータを活用したBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)技術がリフォーム分野にも普及し始め、より正確な設計と施工が可能になっています。
多様化する顧客ニーズへの対応
リフォーム顧客のニーズも多様化しています。
DIY支援サービス:自分で一部の作業を行いたいDIY志向の顧客向けに、プロが指導しながら一緒に作業する「DIYサポート」サービスが登場しています。
特化型リフォーム:「猫と暮らす家」「音楽を楽しむ家」など、特定のライフスタイルや趣味に特化したリフォームプランが人気を集めています。
終活リフォーム:高齢者が最期まで自宅で暮らせるよう、先を見据えたバリアフリー化や設備の簡素化を行う「終活リフォーム」という考え方も広がっています。

リフォームは単に『古いものを新しくする』ことではなく、『暮らしと住まいの関係を再定義する』ことへ進化しています。これからの成熟社会における「豊かな暮らし」を実現するための重要な担い手として、無限の可能性があるといえます。
リフォーム業界が抱える課題
この業界は将来性がある一方で、いくつかの構造的な課題を抱えています。これらの課題を理解することで、業界の現状と今後の動向がより明確に見えてきます。
深刻な人材不足と高齢化
リフォーム業界を含む建設業全体で最も深刻な課題が、職人の高齢化と若手人材の不足です。特に左官、大工、板金工などの熟練技能を要する職種で顕著です。
背景には以下のような課題があります。
- 3K(きつい・汚い・危険)というイメージ: 若者にとって建設業が魅力的な職業と見られていない
- 長時間労働と休日の少なさ: 他業種に比べてワークライフバランスが取りにくい
- 賃金水準の問題: 技術に見合った報酬体系が確立されていない地域や分野がある
価格競争の激化と低収益性
リフォーム業界は参入障壁が比較的低く、多数の事業者が存在します。これが価格競争を激化させる一因となっています。
テレビCMで『お風呂のリフォーム59万8千円』などの宣伝を見かけますが、この価格設定には無理があることも少なくありません。そして、その無理がどこにしわ寄せされるか…考えてみる必要があります。
法規制と品質保証の課題
リフォーム工事は建築基準法や消費者保護に関する法規制の対象でありながら、一部にグレーゾーンも存在します。新築住宅には住宅瑕疵担保責任保険の加入が義務付けられていますが、リフォームには同様の制度が十分に整備されていないのです。
法規制と品質保証の課題:
- 小規模工事の法的規制の不十分さ: 一定規模以下の工事では建築確認申請が不要
- 検査体制の不足: 第三者による施工品質の検査システムが不十分
- 瑕疵保証制度の未整備: 統一された瑕疵保証制度が確立されていない
- 業者資格の多様性: さまざまな民間資格が乱立し、消費者が判断しにくい

住まいは人々の生活の基盤です。その質を維持・向上させるリフォーム業界の健全な発展は、社会全体の豊かさにつながります。
リフォーム業界の職種と主な仕事内容
リフォーム業界と一言で言っても、実に多様な職種の人々の連携によって成り立っています。それぞれの仕事内容について詳しく見ていきましょう。
営業担当(リフォームアドバイザー)
お客様の 「家をこうしたい!」 という希望を聞き、それを 実現できる提案 をするのが営業担当の役割です。営業担当は お客様と職人さんの橋渡し役 でもあります。
具体的な仕事内容
- お客様から 相談を受ける
- 現地調査
- リフォームプランを提案
- 予算やスケジュールの打ち合わせ
- 工事の進捗管理やアフターフォロー
設計・デザイナー(プランナー)
リフォームの 設計図 を描く人たちです。家のデザインや間取りの変更、収納スペースの工夫などを考えます。特に デザイン性 を重視するリフォームでは、デザイナーの力が大きな影響を持ちます。
具体的な仕事内容
- お客様の希望をヒアリング
- CAD(設計ソフト) を使って設計図を作る
- 3Dパース(立体図)で完成イメージを作成
- 営業担当や職人さんと調整しながら、最適なプランを考える
現場監督(施工管理)
リフォーム工事がスムーズに進むように管理するのが、現場監督の仕事です。設計図通りに工事が進んでいるか、安全に作業ができているかをチェックします。
具体的な仕事内容
- 工事のスケジュール管理
- 職人さんたちの手配
- 資材の発注・管理
- 品質チェック
- 安全管理
職人(大工・設備工・内装工など)
実際に 工事をするプロフェッショナルたち です。いろんな専門職がいて、それぞれの分野でリフォームを支えています。この人たちの 技術力 によって、リフォームの 仕上がりの美しさ が決まります。
主な職人
大工:壁や床を作る・柱を補強する
内装工(クロス職人):壁紙や床材を張る
設備工 :キッチン・お風呂・トイレの交換
電気工 :照明・コンセントの設置
外壁・屋根職人: 屋根や外壁の補修
事務・カスタマーサポート
リフォームの裏方でサポートする人たちです。会社の受付や経理、電話対応などを行い、スムーズに仕事が進むように支えます。
具体的な仕事内容
- 見積書や契約書の作成
- お客様からの問い合わせ対応
- 工事のスケジュール管理
- アフターサービス

リフォームは、これだけ多くの専門家がチームとなって初めて実現する総合芸術なのですね。
リフォーム業界の特徴と文化
リフォーム業界の人々は、いったい何を大切にしながら日々の仕事に向き合っているのでしょうか。この業界特有の文化を3つ紹介しましょう。
「信頼」が一番大切な財産
リフォームはとりわけ「信頼産業」の側面が強いビジネスです。家という最もプライベートな空間に入り込み、時に一時的に解体することもある。そんな大きな決断を顧客に委ねてもらうには、絶対的な信頼が必要です。
だからこそ、「約束を守る」ことへこだわり、信頼を裏切らない仕事に誇りを持っています。
「住まいの記憶」を大切にする
家には、そこに住む人々の記憶が染み込んでいます。家族の写真が飾られた居間の壁。庭の木々の成長と共に過ごした時間。
リフォーム業界の人々は、そういった「住まいの記憶」を大切にすることを心得ています。全て新しくすればいいわけではなく、時には古いものの価値を見出し、保存することも大切な仕事なのです。
「問題解決」という醍醐味
リフォーム業界の人々が日々感じるやりがいの一つに、問題解決の喜びがあると言います。子どもの成長、家族の変化、加齢による身体の変化—そういった変化を捉えて、5年後、10年後、さらにその先の暮らしを快適にする。
単に「古いものを新しくする」だけでなく、顧客の生活課題を解決する面白さがあるのです。
リフォーム業界に向いている人の考え方
リフォーム業界は「住まいを再生する」というやりがいを感じられる仕事です。しかし、ただ「家が好き」というだけでは通用しません。重要な考え方を4つのポイントにしました。
過程を愛せる人
リフォームは、ビフォー・アフターの劇的な変化が魅力ですが、その道のりには予期せぬ発見や困難がつきものです。
「この柱、思ったより傷んでいるね」「図面と実際の寸法、少し違うみたい」
完成した美しい空間だけでなく、そこに至るまでの道のりを大切にできる人がこの業界で輝けるのです。
見えないところに誠実な人
リフォームの仕事の多くは、完成すれば二度と目に触れることのない場所にあります。壁の中の断熱材、床下の防腐処理、天井裏の配線。「誰も見ていなくても、自分が知っている」そう考えられる人は、リフォーム業界で長く信頼されます。
制約を創造の糧にできる人
リフォームには常に制約がつきまといます。予算、工期、既存構造、法規制—様々な条件の中で最適解を見つけなければなりません。
「この柱は構造上動かせない…でも、逆にこれを活かしてアクセントにしてみたら?」
そんな制約を嘆くのではなく、むしろ創造のきっかけと捉えられる人が、この業界で重宝される存在です。
実直であることを誇れる人
派手さはなくとも、約束を守り、ごまかしを嫌い、手抜きを恥じる。そんな「実直」という美学を持つ人が、リフォーム業界には向いています。
見積もりは正確に。説明は分かりやすく。施工は丁寧に。こういった当たり前のことを大切なことと心得ている人が長くお客様に信頼されます。

リフォーム業界に向いている人の考え方は、「家」というものを単なる建物ではなく、人生の舞台として捉えられる感性に集約されるのかもしれません。
まとめ
壁を壊し、古い配管を取り除き、床を剥がす。一度すべてを解体し、混沌とした状態から、少しずつ新しい姿を作り上げていく。
リフォーム業界の仕事は単なる技術や知識だけではない、そこに住む人の歴史、思い出、希望をつなぐ手伝いをしているのかもしません。
家と人の物語に寄り添う業界の魅力を、お分かりいただけたでしょうか。