建設コンサルタント業界とは
「街のインフラをどう作るとよいか」を考える専門集団
私たちの生活に欠かせない道路や橋、トンネル、ダム、河川整備、上下水道、公園や都市開発まで、あらゆる公共の施設やインフラが世の中にはあります。でもこういったものが作られる時、すぐに建設会社が重機を動かして作り始めるわけではありません。
「建設を始める前に、何を、どうやって、どこに作るべきか」を専門的な立場から計画し、設計を行い、国や地方自治体などをサポートしているのが、この建設コンサルタントという業界です。
なぜ「建設コンサルタント」という仕事が存在するのか?
公共事業や社会インフラは、作り方や場所を一歩間違えると大変なことになります。
例えば、橋や道路を作る時に地盤が弱かったり、河川の水の流れを無視してしまったら、大雨が降った時に浸水したり、壊れてしまったりしますよね。また、環境への影響や地域の人々の暮らし、安全性、予算など、考えることがたくさんあるのです。
でも、役所の方がこれをすべて一から自分たちで考えるのはとても大変。そこで「専門的な知識を持つ人たちが、建設プロジェクトを計画から設計、調査、管理までサポートしよう」というニーズが生まれ、専門家集団として建設コンサルタント業界が発展しました。
建設コンサルタントが提供する価値
まず、この業界の主な顧客は『国や地方自治体、公共機関』です。つまり役所や公共団体が、橋や道路、トンネル、ダム、鉄道、上下水道などの社会インフラを整備するとき、計画から設計、管理までを専門家の力を借りて進めています。
また、最近では『民間企業』がお客さんになるケースもあります。たとえば、不動産開発や都市再開発、企業の工場や施設を作るときに、「安全かつ効率的に進める方法」を専門家に相談するためです。
具体的にどんな価値を提供しているのか、わかりやすく見ていきましょう。
①『専門的な知識・技術の提供』
道路や橋、トンネル、河川整備には、非常に高度な技術力が求められます。例えば、橋ひとつ作るにも「耐震性はどうか」「地盤は安全か」「設計強度は十分か」など、さまざまな検討が必要です。
これを「専門家が的確に判断し、安心できる計画や設計を提供する」ことにより、お客さんが安心して事業を進めることができます。
②『安全・安心の実現』
最近は災害が非常に多いですよね。こうした災害から命や財産を守るためには、防災・減災を意識したインフラ作りが重要です。
建設コンサルタントは、最新の技術や災害事例を踏まえ、「災害に強いインフラ」を提案し、地域の安全を高めることができます。
③『公共予算の効果的な活用』
役所や自治体の予算は限られています。だからこそ、効率的で無駄のないインフラ整備が求められます。
専門家のコンサルティングによって、「限られた予算の中で効果を最大化する方法」が分かり、公共事業を無駄なく進めることができます。
④『中立・公正な視点での提言』
建設会社やメーカーなどは自社の利益に偏った提案になりがちですが、コンサルタントはあくまで「中立の立場」。だからこそ「本当に必要なインフラ」を公平に判断し、国民にとって最善の提案が可能になるのです。

私たちが日常を安全で快適に暮らせている背景には、こうした建設コンサルタントの方々の知恵や努力があるんですね。
建設コンサルタント業界のビジネスモデル
建設コンサルタントのビジネスモデルはシンプルにいうと『専門知識やノウハウを売る』というスタイルです。
道路や橋、ダム、上下水道、都市開発といったインフラプロジェクトに対して、「設計を頼みたい」「調査をしてほしい」「専門的な助言が欲しい」と考えたとき、専門性の高い「知識」や「設計」「技術」をサービスとして提供し、その対価として収益を得ています。
具体的にどんな流れでお金が動くのか?
ここで国や自治体がインフラ整備をする場合を例にとって、ビジネスの流れを見てみましょう。
①【お客さん(国・自治体)がプロジェクトを立ち上げる】
↓
②【入札または随意契約で建設コンサルタント会社を選ぶ】
↓
③【契約した会社が、調査や計画・設計・コンサルティング業務を提供する】
↓
④【お客さんが業務に対して報酬を支払う】
このように、お客さんが提示したプロジェクトに対して、競争入札などを通じて『契約を獲得』し、その業務の対価として『報酬』を受け取っています。
建設コンサルタントの『料金の決まり方』
建設コンサルタント業界の料金は、基本的に『人件費+経費+技術料(利益)』という形で決まっています。
わかりやすく言えば、
- 人件費:技術者や専門家がプロジェクトにかける時間や労力
- 経費:調査機材、交通費、システム費用など業務にかかる費用
- 技術料(利益):提供した専門知識や技術に対する報酬(利益部分)
これらを合計した額が『業務報酬』となり、契約時に決定されます。
また、国や自治体が発注する案件では、国土交通省が『標準的な料金算定表』という基準を公表していて、それを目安として料金が決まっていることが多いです。
最近増えている新しいビジネスモデル
最近では、従来の『単純な調査や設計業務』だけでなく、新しいビジネスも広がっています。
例えば、
- 維持管理・メンテナンス分野の強化 インフラの老朽化対策として、定期的な点検や診断業務を受注し、安定収益を狙っています。
- デジタル技術(DX)を活用した新たなサービス展開 AIやIoTを使ってインフラの状態をリアルタイムで監視したり、効率的な管理方法を提案することで、新たな収益機会を作り出しています。
- PPP/PFIなどの官民連携プロジェクトへの参画 民間企業と一緒に公共サービスの運営にまで関わり、より広い範囲で利益を得られる可能性があります。

従来の業務だけでなく新たな収益源を作り、ビジネスモデルを多様化しているのが最近の傾向なんですね。
建設コンサルタントが提供しているサービス
では、具体的に建設コンサルタントが何をしているのか、わかりやすく整理してみましょう。
①調査と企画(計画立案)
まずは「調査」から始まります。現地に行って地質や環境などを調べたり、交通量や周辺環境の影響を細かくデータとして集めます。そして、調査したデータを元に、「どんなインフラを作るべきか」を計画・提案します。
地質調査 | 橋や道路をつくる前に「地盤は大丈夫か?」「地震が起きても安全か?」を徹底的に調べます。 |
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環境調査 | インフラ建設が周囲の自然や生態系に悪影響を与えないかどうかをチェックします。 |
交通量調査・需要予測 | 新しい道路や橋、鉄道を作る際に「本当に必要か」「どれくらいの人が使うか」を分析します。 |
都市計画・まちづくり | 地域が抱える課題を解決するために、どの場所に公園や施設を整備すれば快適な街になるかを提案します。 |
防災・減災計画 | 自然災害に備え、安全なインフラをどのように整備すれば被害を最小限にできるか、計画をつくります。 |
②設計
調査・計画を経て、実際にインフラを「どうつくるか」を決める設計作業です。集めたデータを元に、橋やトンネル、道路、ダムなどの設計図を作ります。設計は「インフラの安全性」を左右する重要なサービス。『インフラづくりの頭脳』とも言える段階です。
基本設計 | 「橋の大きさ」「道路のルート」「ダムの形状」などを最初に決定します。 |
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詳細設計 | 基本設計をさらに細かく詰め、具体的な材料や構造を決定し、建設会社が使うための設計図を完成させます。 |
③施工管理や工事監理
実際に建設工事が始まった後も、コンサルタントの役割は終わりません。設計図が出来上がっても、それを元に建設会社が正しく工事してくれるか監督する必要があります。コンサルタントはここでも「ちゃんと図面どおり、品質どおりのものが作られているか」をチェックします。
④維持管理、運用のサポート
最近では作った後の「維持管理」までが仕事です。橋や道路などのインフラは作ったら終わりではなく、定期的に点検や補修をしないと長く安全に使えません。そのための計画づくりや、維持管理方法の提案まで行います。
インフラの点検・診断 | 古くなった橋や道路などを定期的にチェックし、事故を未然に防ぐよう支援します。 |
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補修・改修計画 | インフラの老朽化に対して、安全性を維持するための補修計画をつくります。 |
「モノを作る」のは建設会社ですが、その『知識や技術、そして安心』を提供するのが建設コンサルタントというわけです。
建設コンサルタント業界のプレイヤー分類
この業界にどんな種類の会社があって、それぞれどのような役割を担っているのでしょうか。建設コンサルタント業界の企業は、大きく分けて5つに分類できます。
分類 | 特徴 | 代表的な企業 |
---|---|---|
総合型 | 幅広い分野を一括で対応 | 日本工営、パシフィックコンサルタンツ、オリエンタルコンサルタンツ |
土木構造物・インフラ特化型 | 橋、道路、ダムなど個別の土木分野に特化 | 長大、建設技術研究所、八千代エンジニヤリング |
環境・エネルギー特化型 | 環境保全、再生可能エネルギー導入支援、省エネ設計などに特化 | 環境総合テクノス、エイト日本技術開発、いであ |
地質・地盤調査特化型 | 地盤や地質の専門調査に特化 | 川崎地質、基礎地盤コンサルタンツ |
建築・都市開発特化型 | 都市再開発や建築設計、まちづくりに特化 | 日本設計、日建設計シビル、都市環境研究所 |
建設コンサルタント業界の主要企業10社
日本の建設コンサルタント業界の主要な企業と、それぞれが持つ特徴や得意分野を見ていきましょう。
日本工営
- 日本最大級の総合建設コンサルタント。道路、鉄道、河川、上下水道、電力施設など幅広く手がける
- アジアやアフリカなど、世界各地でインフラ事業を展開
- JICA(国際協力機構)関連のプロジェクトにも積極的に参画

パシフィックコンサルタンツ(PCKK)
- 日本を代表する総合系コンサルタントの一つで、国内での大規模プロジェクトに多数参画
- 官公庁向けのインフラ事業に強く、特に防災対策や都市防災計画では高い評価

オリエンタルコンサルタンツ(OC)
- 土木・都市インフラ全般に強い会社で、特に橋梁(橋の設計)、道路、鉄道に高い技術力を持つ
- 防災分野でも実績豊富。地方創生や観光関連のインフラ整備にも積極的に関与

建設技術研究所(CTI)
- 河川、防災・減災分野に非常に強い専門性を持った会社
- 特に河川防災、土砂災害対策などで存在感が増ましており、環境配慮型のインフラ整備にも強みがある
八千代エンジニヤリング
- 道路や交通、上下水道、環境関連に強みを持つ会社
- 上下水道施設の設計で高い評価があり、国内だけでなく、途上国への支援事業にも力を入れている

エイト日本技術開発
- 河川、道路、防災、都市計画、環境などを幅広く扱う総合型建設コンサルタント
- 特に「防災・減災」「河川・水工」分野の設計や解析技術に定評がある
パスコ
- 航空写真、人工衛星、ドローンなど、先端技術を用いた『測量』・『地理情報システム(GIS)』分野のリーディング企業。
- 地図データを用いた『防災マップ』『都市計画支援』などの分野で大きな強み。

日水コン
- 上下水道分野に特化した建設コンサルタント。上下水道コンサルタントでは業界トップクラス
- 水処理施設の基本計画、設計、維持管理まで幅広く手がける。国内外の水インフラ案件にも積極的に参画

長大(ちょうだい)
- 国内有数の橋梁設計に特化した専門会社で、橋の構造解析、メンテナンス技術が高く評価されている
- 『明石海峡大橋』や『しまなみ海道』といった巨大な橋梁プロジェクトに関わった実績
いであ
- 環境調査・環境アセスメント分野を専門とする建設コンサルタント企業。
- 環境保全、再生可能エネルギー導入の支援に強みがあり、海洋・河川などの『水域環境調査』の分野で特に高い評価を持つ。

建設コンサルタント業界の将来性と動向
実は、建設コンサルタント業界は今、大きな『変化の波』が押し寄せているんですね。この変化のポイントを整理しました。
公共インフラの老朽化対応
日本の道路や橋、トンネルなどは、多くが1960~70年代の高度経済成長期に作られました。つまり、50年以上たった今、どんどん老朽化しているわけです。
そこで、建設コンサルタントには、
- どのインフラがどれくらい危険か
- どのタイミングで補修すべきか
- 限られた予算でどう修繕していくか
こういった課題を解決するサービスが求められており、市場が拡大しています。
気候変動への防災・減災対策
最近、日本でも豪雨や台風、地震など、災害が頻発しています。こうした中、建設コンサルタントは、災害の被害を減らすために、
- ハザードマップ作成
- 防災インフラ(堤防・避難所)の整備
- 災害発生時の被害予測・シミュレーション
などを通じて、自治体の災害対策を専門的にサポートしています。この防災分野も、今後ますますニーズが高まることが予想されます。
デジタル技術(DX)の活用
今、建設コンサルタント業界で一番ホットなキーワードは『DX』、つまり「デジタル化」なんです。
例えば、
- 『ドローン』で道路や橋の点検をする
- 『AI』で劣化箇所を瞬時に見つける
- 『3D設計(BIM/CIM)』で効率的にインフラを設計する
こうした『デジタル技術』の活用により、作業の効率化、精度の向上が進んでいます。このDX推進に成功すれば、コンサルタント会社は「競争力の強化」と「新たな収益モデル」を構築できます。

昔ながらの公共事業を支える業界ではなく、『変化に対応しながら、未来の社会インフラを支える業界』なんですね!
建設コンサルタント業界の抱える課題
この業界が直面する課題は大きく3つあります。
公共事業予算の減少と価格競争の激化
建設コンサルタントの売上の多くは公共事業、つまり『国や自治体の予算』に依存しています。
しかし、日本は今、人口減少や財政難に直面しており、公共事業の予算が昔ほど潤沢ではありません。
- 予算が減る → 『業務量が減る』 → 競争激化 → 価格競争が起こる
- 『品質や技術力』ではなく、『価格の安さ』が重視されるケースが増え、利益が圧迫される
つまり、『限られた予算内でいかに高い価値を提供するか』という厳しい課題があるんです。
専門人材の不足・高齢化
この業界は「専門知識を持った人材」が生命線です。ところが、近年ではベテラン技術者が次々に退職し、若手の育成が追いつかないという課題を抱えています。
その結果、技術力を継承できる若手が不足し、技術者の高齢化が進んでいます。
- インフラは老朽化しているのに、それを支える人材が不足している
- 技術継承が進まないことで、技術力そのものが低下しかねない
この人材不足が、業界最大の課題のひとつになっています。
デジタル化・DX対応の遅れ
今、建設コンサルタント業界で注目されているAIやドローン、3D設計(BIM/CIM)などのデジタル技術を使った業務効率化ですが、まだまだDXの取り組みが遅れている会社が多いのが現実です。
- DXを進めるためには、多額の投資と新しい人材育成が必要
- ベテランの技術者ほど「これまでのやり方」を変えるのに抵抗があることも課題
結果として、DXが思うように進まず、生産性がなかなか上がらないという問題に直面しています。
建設コンサルタント業界の主な職種と仕事内容
建設コンサルタント業界には、大きく分けて5つの職種があります。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
技術職(設計エンジニア)
この業界の中心となるのが、この技術職です。土木、建築、都市計画、環境工学といった専門知識を活かして働く職種です。
主な仕事内容
- 道路、橋、鉄道、河川施設などの設計
- 設計図の作成、構造計算、耐震計算などを担当
調査・解析職(調査エンジニア・アナリスト)
プロジェクトの最初の一歩となる調査・分析を担当する職種です。データをもとに『客観的な根拠』を提供します。
具体的には…
- 地質調査や地盤調査をする『地盤調査技術者』
- 交通量調査やデータ分析を行う『交通計画エンジニア』
- 環境影響評価(環境アセスメント)を担当する『環境調査技術者』
計画職(都市計画・防災計画コンサルタント)
地域づくりや都市開発、防災計画などの企画を専門に行う職種です。地域の人々や役所と協力し、地域が抱える課題を解決することがミッションです。
- 都市開発や再開発プロジェクトの『都市計画コンサルタント』
- 災害対策やリスク評価を専門に行う『防災コンサルタント』
施工管理・工事監理職
設計書通りの品質が保たれているかを確認する監督者的存在です。建設会社とは異なる「第三者の視点」で品質を守ります。
- 現場での品質チェック、安全管理、進捗管理を行う『施工管理エンジニア』
- 『工事監理者』として、設計通りに工事が行われているかを監督
営業・営業企画職(受注活動を担当)
顧客(国や自治体)からプロジェクトを受注するための営業活動を行う職種です。特に公共事業は競争入札が多いため、営業職が果たす役割は重要です。
主な仕事内容
- 入札参加、提案書作成、プレゼンテーションを担当
- プロジェクト獲得に向けた営業戦略立案
- 顧客との信頼関係構築

プロジェクトの段階によってそれぞれの専門家がスキルを発揮することで、街のインフラが形作られているのですね。
建設コンサルタント業界に向いている人の考え方
日常を支えるインフラと、静かに真剣に向き合い続けている建設コンサルタント業界の人々。この世界で楽しみながら働けるのは、一体どんな考え方をする人なのでしょうか。
楽観ではなく、慎重に考える人
普通の人なら、橋を渡るとき、「この橋、100年後も崩れないかな?」なんて思わないでしょう。 ですが、建設コンサルタントの人たちは、そんなことばかり考えています。
「100年後に地震がきたら?」
「この道路の下にある地盤、本当に大丈夫か?」
「老朽化したときに、補修しやすい設計になっているか?」
「トンネルの換気システム、最悪の火災が起きたら機能するのか?」
建設コンサルタントの思考とは、つねに目に見えないものを、見ようとする力なのかもしれません。
「今」ではなく、「未来」を考える人
建設コンサルタントの人たちの思考の根底には、『いま自分が考えていることが、未来の社会をつくる』という意識があります。
10年後、20年後、50年後に、「この橋があるから助かった」「この道路のおかげで渋滞がなくなった」そんなふうに誰かが思ってくれるかもしれない。その未来の誰かのために、いま目の前の仕事に向き合っています。
地道を愛せる人
橋や道路、河川の調査や設計という作業は、華やかさには欠けるかもしれません。業務の一つ一つは地味にコツコツ、正しさを積み上げていく仕事です。
たとえば、橋の強度計算をしている時。「自分って最高に輝いてる!」と感じることは多分ありませんが、『細部を追求する』ことに楽しみを感じられるなら、この仕事にとても向いています。
まとめ
建設コンサルタントの仕事が華々しく脚光を浴びるシーンは多くありません。完成したインフラが表舞台に立つその裏側で、ひっそりと基礎調査や設計を黙々とこなしているのがこの業界。
派手なことはできないし、急に社会を大きく変えることはできないけれど、長い時間をかけて、確実に未来の風景を変えていく。そういったプライドを心に秘めた人が集まる場所なのだと感じました。
国民の命と財産を守る社会インフラを支える陰の立役者。
そんな業界の魅力をお分かりいただけたでしょうか。